初心者でも安心・液体肥料を使いこなしてガーデニング、家庭菜園をより楽しく!

初心者でも安心・液体肥料を使いこなしてガーデニング、家庭菜園をより楽しく!

2019.01.22

ガーデニングや家庭菜園に欠かせない肥料。 花をより鮮やかに咲かせ、長持ちさせると同時に、野菜や果実などをみずみずしく美味しく育ててくれます。 中でも初心者にも使いやすい液体肥料の使い方をご紹介します。 液体肥料は、さしずめ人間にとっての栄養ドリンクのようなものですので、怖がらずに使ってみましょう!

そもそも、肥料は家庭菜園に必要なの?

そもそも、肥料は家庭菜園に必要なの?

肥料は、植物が生育するのを助ける栄養分です。
人間で言えばサプリメントや栄養ドリンクといったところでしょうか。
山林で育つ植物は、動物の糞や死骸、落ち葉などの自然のものが分解されて栄養が循環していますが、ガーデニングや家庭菜園ではなかなかそうはいきませんね。
その為、ある程度人工的に栄養を与える必要があるのです。
特にハイブリッドで品種改良されている花木や野菜、果樹は自然のものよりも栄養素が必要なものが多いのも事実。
また鉢植えやプランターで育てる場合は土の量も限られ、養分が不足しがちになります。
庭や畑で育てる場合には肥料は必ず必要なものと言ってよいでしょう。
私も家庭菜園を始めたときは無農薬にこだわっていました。
それが家庭菜園の醍醐味と思っていたのですが、人間と同じように植物にも栄養分が必要ということを学んで使い始めてからは元気な野菜を育てることができるようになりました!
無農薬栽培は初心者には少し難しいのが現実ですので、肥料を効果的に使って成功体験をするのも大切です。
子供やペットがいても安心して使える肥料もありますので、怖がらずに使ってみましょう!

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液体肥料の成分について学ぼう!

液体肥料の成分について学ぼう!

実際に使用する前に、その成分と効用を覚えておきましょう。

①肥料の成分は?

肥料は3つの成分からなります。

【窒素(N)】

葉を大きくするために必要な成分です。
窒素が足りないと葉の色も悪くなり、光合成に影響を与えるために花や実の付きが悪くなります。

【リン酸(P)】

窒素とは逆に、花や実、果実を大きく、色鮮やかにする効果があります。
みずみずしい野菜や果物を収穫するのに役立ちます。

【カリウム(K)】

根の生育を助け、植物のベースを作る成分です。
果樹に使用すると果実の付きが驚くほど良くなります。

②肥料の種類は?

種類は原料を植物か動物に由来する有機肥料、化学的なものに由来する化成肥料があります。

【有機肥料のメリットとデメリット】

自然由来のものですので、ナチュラルで土壌を傷めにくいというメリットがあります。
微生物に分解され、それにより土壌改良の効果も期待できますし、その効果は長く持続します。
敢えてデメリットといえば、効果が表れるまでに時間がかかるというところでしょうか。

【化成肥料のメリットとデメリット】

化成肥料が水に溶けることにより、根が吸収し、すぐに効果が現れます。
即効性を求めるときには化成肥料は効果的です。
初心者の時はすぐに目で効果がわかる化成肥料から始めるのがおすすめです。
デメリットは化学性のものですので、少なからず土壌に影響が出ます。

液体肥料のメリット・デメリット

液体肥料のメリット・デメリット

肥料は、液体肥料と固形肥料があります。
固形肥料は顆粒状になっており、植物の根元や周囲に撒いて使います。
液体肥料は、その名の通り液体状の肥料です。
市販されているものは、使用する際に水で一定量に希釈して使います。
固形肥料は水やりや雨で成分が溶け、ゆっくりと浸透しますが、液体肥料は直接根や葉に散布することで速攻性が期待できます。
使用量の調整ができ、すぐに結果が出てくるので初心者におすすめなのは液体肥料と言えるでしょう。

初心者でもできる!液体肥料の家庭菜園での効果的な使い方は?

初心者でもできる!液体肥料の家庭菜園での効果的な使い方は?

使い方は簡単で、初心者にも大丈夫です。
固形肥料に比べると効果が長続きしませんので頻繁にあげる必要がありますが、家庭菜園では普段の水やりと一緒にできるのでとっても便利。
開花時期と実がなる植物は収穫の時期に特に多めに与えます。
その他の時期は1~2週間に1度、葉や茎の様子を見ながら与えます。
散布には以下のやり方があります。

①土壌に散布する

指定量に希釈して、もしくは現役をジョウロやバケツで土壌に直接散布します。
家庭菜園では毎日の水やりと一緒に行えるので初心者でも簡単に行えます。

②土壌に注入する

専用の器具を使用し、与えたい植物の根に直接注入します。
直接根に栄養を与える、効率の良いやり方です。

③葉に散布する

霧吹きを使って、直接葉に液体肥料を与えます。
それほど広い面積じゃない家庭菜園の場合におすすめです。
葉に直接与えることで成分の取り込みが直接的に行えますので効率の良く、効果も高いです。
散布する時期には注意が必要で、気温が高いと水分が蒸発してしまうので猛暑の時期は夕方、気温が下がった時に散布すると良いでしょう。

それぞれの植物によって適量が異なりますので規定量と規定の濃度を必ず守って使用します。
また、その種類によって散布方法も異なりますので必ず使用方法を良く読んで利用しましょう。

まとめ

初心者でも安心・液体肥料を使いこなしてガーデニング、家庭菜園をより楽しく!のまとめ

いかがでしたでしょうか。
初めての家庭菜園は悩みがつきもの。
なかなか良い野菜が育たない、花の咲きが悪い…と思っている場合は栄養が足りていないのかもしれません。

液体肥料を与える場合には、タイミングと適量が大切です。
ぜひ参考にして使ってみてください。
液体肥料は使う量の調節が可能ですので、初心者にもおすすめです。
効果的に使って、家庭菜園をより楽しみましょう。

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