台風が来る前にこれだけは気を付けたい!花壇・ガーデニングの対策
2020.03.03
ガーデニングもひと段落、梅雨を終えて秋にかけて台風が発生すると、その大多数は日本列島に上陸するか縦断して通り過ぎていきます。台風が通過した後には甚大な被害を残します。大切に育てた植物も無残な姿に変ってしまいかねません。台風の予想進路になると予測されたら少しでもお庭の被害を食い止めるために台風対策を立てておく必要があります。
ガーデニング台風対策①備える
台風はいつ発生し、どの様な進路で日本列島に襲い掛かるか予測はできません。花壇・ガーデニングを保護するためにも普段から台風による強風や大雨に対応した備えと対策をしておいた方が良いに越したことはありません。対策するのを怠ると、台風は雨風が酷くなってからでは慌てても間に合いませんし、屋外の作業は危険が伴います。花壇、ガーデニングの花々や野菜などの作物なども被害に遭う前に何らかの備えや対策をしておくことが大切です。
花壇・ガーデニング台風対策②鉢物やプランター
花壇・ガーデニングの台風対策としてまず一番にすることは、倒れやすい鉢物やプランターの移動。ガーデニングの寄せ植えやプランターなど運べるものは、強風や大雨に当らない場所に移しておきましょう。
ガーデニングの花壇の寄せ植えで草丈の高いものが有れば、鋼管支柱を数本差し込んでからブルーシートで覆ってプラスチックかスチール杭を地面に何本か打ち込み、強風に煽られても大丈夫なようにブルーシートと固く結びつけておきます。
ガーデニングの道具類はもちろん、屋外に有って飛ばされやすかったり、倒れやすい鉢物(特にベランダなどに置いてある鉢物)は室内に新聞紙を敷いて取り込んでおきます。大きくて背の高い鉢物は、用土がこぼれない様、上に新聞紙などを何枚か敷いてビニール紐などで縛り、横に倒して転げない様にする工夫をしておきます。
ガーデニング台風対策③緑のカーテン
ガーデニングと暑さ対策を兼ねて設置してある緑のカーテンの台風対策は、ゴーヤなど収穫できる野菜を事前に摘み取っておくことです。
上部で固定してあるネットが外せる場合は、ネットを下に下ろして寝かせ、たたむことができれば、たたんで飛ばされない様に重しなどで固定しておきます。ネットが外せない時は太めの支柱で補強するか、杭を挿せる場所であれば、杭を地面に打ち込んで、ネットの上部から下部にかけて何箇所か丈夫な紐で結び付けておきます。
ガーデニング台風対策④庭木
ガーデニングで大事に植栽されている庭木の台風対策は、まず、剪定の時期ではなくても繁り過ぎて風通しが悪くなっていると、強風の抵抗をもろに受けやすくなって枝が折れる原因になりますから、混みあっている枝の剪定をしておきます。柿の木の様な枝が折れやすい樹木は、横に伸びた枝などは棒(支柱)などを立てて枝と縛り補強しておきましょう。また、枝同士や主幹などとロープなどで縛っておいても良いでしょう。
果実などの樹木で収穫できる実があれば、事前に摘み取っておきます。細く丈の比較的高い樹木がある場合、強風で根こそぎ倒されてしまう恐れがありますから、近くに縛っておけるものがあればロープなどで繋いでおき、その上で棒杭を三方に打ち込んで組み合わせて樹木と良く縛っておきます。
ガーデニング台風対策⑤家庭菜園
家庭菜園も台風には困りものです。台風接近が予想されたら、収穫できる作物は早めに収穫しておきましょう。葉もの野菜などはU字支柱を立てて囲み、寒冷紗か防虫ネットで蔽い、プラスチックかスチールの杭を数箇所打ち込んで、風に煽られても大丈夫な様に丈夫な紐や留具などを使いしっかり固定をしておきます。
ガーデニングの周囲に支柱を立てて補強をして防風ネットを張り、プラスチック杭をうって、ネットと杭をしっかり留めておくのも方法のひとつです。その場合も強風でネットが吹き飛ばされない様に太めの支柱を使って補強しておくことも必要です。
ナスやピーマンなど木立性の野菜などは、株元にしっかり土寄せをしておいて、数本の支柱を組み合わせて倒れない様に補強をしておきます。
ガーデニング台風対策⑥台風の去った後
台風の過ぎ去った後は、被害がどのようなものか確認をします。危険なものがある事を想定して、長靴、帽子、手袋を着用して下さい。庭木など枝が折れてしまったりしていないか、ガーデニング用具や鉢物などが割れたりして散らばっていないか等をチェックします。
ガーデニングでは、寄せ植えや家庭菜園、花壇などをチェックして異常があるかないかを確認します。植物には強風や大雨によって茎葉に泥はねとか、ゴミなどが貼り付いていたりします。そのままにしておくと、見苦しいこともあるのですが、病害虫の発生に繋がりますので、ホースなどで水を掛けて洗い流しておきましょう。元の元気なガーデニングを取り戻しましょう。
排水溝には、飛ばされてきたゴミや落ち葉などが堆積していたりします。その様な場所には病菌や害虫が潜んでいて、せっかくのガーデニングの植物を弱らせてしまいますから、清掃をして殺菌剤などを散布しておきましょう。
台風に負けないガーデニング作り!植物活力剤HB-101
どんなに台風対策をしていても、思わぬ被害が出ることもありますよね。そんな時に備えて、台風の被害に負けない強い植物を育てられたらいいと思いませんか?
HB-101は杉、ヒノキ、オオバコ、松などより抽出した、植物栽培のための天然植物活力液です。プロの方々も使っていて、健康な植物作りに抜群の効果を発揮します。普段からこのような植物活力剤も利用して、台風に負けないガーデニングを作っておきましょう。
まとめ
花壇・ガーデニングを台風などの被害から守るためには、日頃から混み合った枝の剪定などをして手入れを怠り無くしておくことが必要です。いざという場合には、急には防ぐ用意はできません。本格的な台風の襲来シーズンの前にガーデニングなどの被害を最小限に食い止めるために、しっかりと注意すべき点を学んで備えをし、大切に育ててきた植物が被害に遭わない様に守ってあげる事が大切です。