トウモロコシの追肥はいつ?正しい時期・回数・量と実がならない原因を解説
2026.08.18
甘くてジューシーなトウモロコシは、家庭菜園でも人気の高い野菜のひとつです。しかし「一生懸命育てたのに実が小さかった」「粒が詰まっていなかった」という経験をしたことはありませんか?トウモロコシは肥料をたっぷり必要とする「多肥性」の野菜で、追肥のタイミングや量が収穫の質に大きく影響します。 特に「実がならない」「実が小さい」「先の方だけ実が入っていない」などの悩みは、肥料管理の見直しで改善できることが多いです。この記事では、トウモロコシの追肥に適した時期・回数・量と、実がならない原因と対策をわかりやすく解説します。
トウモロコシに追肥が必要な理由

トウモロコシはイネ科の植物で、茎・葉の成長と実の充実のために大量の栄養を必要とします。植え付け時の元肥だけでは途中で栄養が不足しやすく、生育の各ステージで適切な追肥を行うことが、大きくて甘い実をつけるための基本になります。
特に穂が出てから受粉・実の充実期にかけては、肥料切れが直接的に収穫量と品質に影響します。また窒素・リン酸・カリのバランスも重要で、どれかが不足すると生育に偏りが生じます。
トウモロコシの追肥の時期・回数・量

1回目の追肥:草丈が30〜40cmになった頃
苗を定植してから3〜4週間、草丈が30〜40cm程度になった時期が1回目の追肥のタイミングです。このころは茎と葉の生長が旺盛で、栄養の需要が高まります。株元から15〜20cm離れた場所に、化成肥料を1株あたり10〜15g程度施し、軽く土に混ぜ込みます。
2回目の追肥:雄穂(おばな)が出始めた頃
株のてっぺんに雄穂(おばな)が出始めた時期に2回目の追肥を行います。この時期は実の形成に向けて栄養需要が高まる重要なタイミングです。1回目と同様に、株元から離れた場所に10〜15gの化成肥料を施します。追肥後は軽く土をかぶせて雨や水やりで溶け込むようにします。
追肥の量の目安
1回あたりの化成肥料(8-8-8等)の量は1株につき10〜15g(大さじ1杯程度)が目安です。多すぎると根が肥料焼けを起こすため注意してください。液体肥料を使う場合は規定倍率に希釈し、水やり代わりに与えます。
トウモロコシの実がならない・小さい原因と対策

原因①:受粉不良
トウモロコシは風媒花(風で受粉する花)で、雄穂の花粉が雌穂(めばな)のひげに付くことで実ができます。1〜2株しか植えていない場合は受粉率が下がることがあります。対策として、複数株をまとめて植えるか(最低でも4〜5株)、雄穂から花粉を採取して雌穂のひげに直接付ける「人工授粉」が効果的です。
原因②:肥料不足
肥料が不足すると実が小さくなったり、先端部分の粒が詰まらなかったりします。追肥のタイミングを逃していた場合は、次の栽培から正しい時期に追肥を行いましょう。
原因③:水分不足
トウモロコシは水を多く必要とする野菜です。特に絹糸(きぬいと)が出る時期(受粉期)の水分不足は実の充実に直結します。乾燥が続く場合は十分な水やりを行いましょう。
原因④:密植・日照不足
株間が狭すぎると日光が当たりにくくなり、光合成が不十分になります。株間は30〜40cm以上確保し、日当たりのよい場所で育てましょう。
トウモロコシの栽培におすすめの肥料

トウモロコシのような多肥性の野菜には、バランスのよい肥料を適切なタイミングで与えることが大切です。化成肥料に加えて、植物の根の活力を高めるサポートをする資材を組み合わせると、より安定した収穫につながります。
『フローラが作った肥料』は、野菜や花など幅広い用途で活用されています。
追肥のタイミングに合わせて適量を使用することで、実入りのよいトウモロコシの栽培に役立ちます。
まとめ

トウモロコシの収穫を成功させるには、追肥のタイミングと受粉管理が特に重要です。草丈30〜40cmと雄穂が出た頃の2回追肥を基本として、水やりと日当たりの管理も合わせて行いましょう。
・追肥1回目:草丈30〜40cmの頃
・追肥2回目:雄穂が出始めた頃
・1回の量:1株あたり化成肥料10〜15g
・実がならない原因は受粉不良・肥料不足・水不足・密植
・フローラの肥料で根の栄養吸収をサポート
追肥と受粉管理を丁寧に行うことで、甘くて実入りのよいトウモロコシを家庭菜園で収穫する喜びを味わってみてください。








